調味料OEMの容器:ペットボトル

調味料OEMでもよく利用されているペットボトル。
軽量で割れにい、衛生的、加工がしやすくサイズが豊富など、調味料OEMに最適な容器のひとつです。
調味料だけでなく、飲料、酒類、化粧品など幅広く利用されており、日常生活でも欠かせません。
2021年の統計では、清涼飲料水における容器別生産量は全体の8割近くまで及び、ペットボトルは非常に身近な容器であることがわかります。
このページでは、ペットボトルの原料や、食品容器としての歴史、調味料OEMでのペットボトルの利点などについて紹介しています。

ペットボトルの原料と歴史

調味料OEMで使用できるペットボトルの歴史

原料
PETボトルの原料は、石油由来のポリエチレンテレフタレート(POLY ETHYLENE TEREPHTHALATE)と呼ばれる樹脂です。その頭文字をとってPETボトルと呼ばれています。
ポリエチレンテレフタレート(PET)は、ペットボトル以外にも、食品用の容器やフリースなどの合成繊維、工業用のフィルム、磁気テープなどにも使われ、世界中で最も使用されている素材といわれています。
容器としての歴史
1967年、アメリカのデュポン社がペットボトルの基礎技術を開発、1974年に炭酸飲料の容器として利用が始まりました。
日本では約3年後の1977年に、醤油の容器として使用が開始されます。
そして、1982年には食品衛生法の改正により、清涼飲料水の利用が認められました。
それまでは多くの飲料水の容器はガラス瓶によるものが主流でしたが、ペットボトルの登場で市場のシェアが大きく変わりました。
利用が始まった当時の炭酸飲料用のペットボトルは、プラスチックではなく、アルミキャップが使われていました。
また、ボトルには色つきのボトルもありましたが、現在はリサイクルのために無色透明に統一されています。
ボトル本体の形状も、現在のように自立するためのペタロイド形状(5本の突起)に加工する技術がなかったため、樹脂製のカップを底面に装着して立たせていました。
リサイクル推進と、技術の進歩により、現在のペットボトルの形になりました。

調味料OEMでのペットボトルの利点

割れにくい
ガラスびんのように落としても割れることが少ないので充填した調味料の漏出や、ケガを防ぎます。
軽い
同じ容量のガラスびんと比較して、1/7~1/10程度の重さで、持ち運びに適しています
非常に軽量なので、生産時や廃棄時の排出CO2の削減にも貢献しています。
匂いが移りにくい
PET樹脂は、プラスチックの中でも、ボトルの外からの匂いが食品に移る・食品の香り成分が容器に移ることを防ぐ効果が高く、OEM製造した調味料の充填にも適しています。
繰り返しキャップできる
開封後も繰り返しキャップできるので、調味料の保存に適しています。
飲料などを携帯し持ち運ぶ際にも便利です。
透明で中身が見える
透明なので、調味料の状態を外から確認できるので安心です。
中身が見えることで、調味料OEMで製造した商品のアピール効果を高めます。
ユニバーサルデザインが可能
ペットボトルは加工のしやすさから、多種多様な種類・デザインがあります。
持ちやすささのためのくびれ、軽量化してつぶしやすく、剥がしやすいラベル、開けやすいキャップなど、様々なユニバーサルデザインが採用されています。
調味料OEMの容器選びの際のポイントとして考慮するもの良いでしょう。
リサイクルできる
資源ごみとして回収されたペットボトルは、選別・破砕・洗浄などの処理後、再生のために必要な加工が行われ、再生PET樹脂となり、繊維製品やシートなどにリサイクルされます。
また、高度な処理により、飲料や特定調味料のPETボトル用樹脂となり、再びペットボトルに再生されます。

ペットボトルに充填可能なOEM調味料

醤油・ソース・ドレッシング・シロップ・たれ・ポン酢・つゆ・業務用調味料など

ボトルtoボトル

「ペットボトルをペットボトルに戻す」

ペットボトルをペットボトルに循環

ボトルtoボトルは、食品用のペットボトル※を原料化し、新たな食品用ペットボトルとして再生させるリサイクルシステムで、「水平リサイクル」とも呼ばれています。
新たな石油由来資源を使用せず、半永久的にペットボトルを資源循環させることができます。
使用済みの製品を同じものに生まれ変わらせることで、焼却や埋め立てに回されるごみの量が減るのではないかと期待されています。

※食品用ペットボトルとは、リサイクルに支障のない飲料・特定調味料(しょうゆ、だし、ドレッシング、ポン酢など)などが充填されたもので、調味料OEMで使用されるペットボトルも含まれています。
調味料OEMの際に、ボトルtoボトルを意識したパッケージデザインを検討するのも良いかもしれません。

調味料OEMの設計・開発から材料調達、製造、パッケージまで、
ワンストップで対応いたします

株式会社マナは創業以来、食品メーカー、外食チェーン、飲食店、スーパー等で、ドレッシング・たれ等さまざまな種類の調味料を開発・製造させていただいております。 弊社の調味料OEMの特長はこちらをご覧ください。

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