調味料OEMの容器:ピロー包装

ピロー包装とは、フィルムを裏表・背中合わせにし、筒状に圧着した包装形態です。
その形状が枕(ピロー)に似ていることからピロー包装と呼ばれています。
ピロー包装は、最も普及しているメジャーな包装スタイルで、調味料OEMをはじめとする食品、生活用品や工業用品、医療品など、様々な製品の包装に用いられています。
このページでは、ピロー包装の原料や仕組み、食品容器としての歴史、調味料OEMでのピロー包装の利点などについて紹介しています。

ピロー包装の種類と歴史

調味料OEMで使用できピロー包装の歴史

ピロー包装は、1930年代のアメリカで包装機が開発され、日本に輸入されました。
その後、包装機の研究と開発が行われ、1960年代には国産のピロー包装機が誕生しました。なんと、ピロー包装の開発はインスタントラーメンの開発と共に行われたそうです。

ピロー包装機には、大きく分類すると縦型と横型に分けられています。調味料OEMでは、主に縦型ピロー包装機を用いて充填されることが多いです。

縦型

フィルムを垂直方向に流しながら製品を包装します。
製品を上から下に落下させて包装するため、ソースやたれなどの液体調味料や、みそ、粉末スープ、ペットフード、パン粉などに適しています。
衝撃に弱いものには向いていません。
調味料OEMで使用されるのは、こちらの縦型です。

横型

ベルトコンベアで横に流した製品をフィルムで包装します。上から包む正ピローと、下から包む逆ピローがあります。
正ピローに適しているのは、トレーに乗った食品や、袋ラーメンなど、大きさが一定しているものです。
一方で、逆ピローは、トレーに乗せられない食品や、パスタ、チョコレートなどが適しています。

調味料OEMでのピロー包装の利点

製造する調味料の量に合わせてサイズ調整ができる
使用するフィルムを製品の大きさ・長さ(調味料の量)に合わせて設定でき、計画的に使い切りたいシーンなどで有用です。製品の形状に沿って隙間のない包装ができるため、フィルムの節約にもなります。
ゴミの削減につながる
調味料を使い終わったら、残るのはフィルムだけでなので、かさばりづらく、ゴミの量が少なくて済みます。
一度開封したら復元できない使い切りタイプで安全性が高い
開封したら使い切らなければならないため、いたずら防止や、調味料や食品の品質管理にも役立ちます。絞ることで最後まで使い切ることができ、廃棄ロスの削減にもつながります。
保管や流通の効率が良い
充填した調味料を段ボール等の箱に詰める際に、効率良く製品が収納できるような形状にすることで、保管・運搬コストの削減も期待できます。

ピロー包装に充填可能なOEM調味料

たれ、ソース、食用油、ドレッシング、ラーメンスープなど、とろみのある調味料や粘度の強い調味料OEMに適していいます。

調味料OEMの設計・開発から材料調達、製造、パッケージまで、
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株式会社マナは創業以来、食品メーカー、外食チェーン、飲食店、スーパー等で、ドレッシング・たれ等さまざまな種類の調味料を開発・製造させていただいております。 弊社の調味料OEMの特長はこちらをご覧ください。

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